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入門用ペンタブ比較:ワコムCTH-680 vs プリンストンPTB-STRP1

入門用ペンタブ比較:ワコムCTH-680 vs プリンストンPTB-STRP1 IT・デザイン

こんにちは、中村です。

先日、ペンタブが壊れました。
使用していたのは、プリンストン社のPTB-STRP1という機種。
購入からまだ2年も経っていないのに・・・・・・

今回、ワコムの「Intuos Pen & Touch CTH-680」に乗り換えたので、ついでに比較してみようと思います。
もしこれからペンタブを始めようと思っていて、何を買えばいいのか迷っている方がいらっしゃったら、参考になるかもしれません。

 

 

1. スペック比較

プリンストンPTB-STRP1


ワコムCTH-680

筆圧レベル2048レベル1024レベル
読み取り範囲254mm×158.75mm216.0×135.0mm
読み取り精度±0.5mm±0.5mm
ワイヤレス対応なしあり
※別売りキット必要
ペン充電式(約2分 / 8時間使用可能)
消しゴム機能なし
電池レス
消しゴム機能あり
マクロキー84
タッチ入力機能なしあり
重量510g520g
付属ソフトなしCTH-680/S0
・Adobe Photoshop Elements 11
・ArtRage 3.5 Studio
・水彩LITE
・ふぉと7

CTH-680/S2
・ArtRage 3.5 Studio
・Autodesk SketchBook Express

CTH-680/S1
・CLIP STUDIO PAINT PRO
価格10,000円前後20,000円前後

ペンタブの基本性能である筆圧レベルと読み取り範囲はプリンストンの方が強いですね。
ソフトはついてませんが、それを考慮しても、プリンストンの方が圧倒的にお買い得に見えます。
ちなみに読み取り範囲の差はこれくらい。参考として、ワコムのCTL-480も比較してみました。

入門用ペンタブ比較:ワコムCTH-680 vs プリンストンPTB-STRP1

2. 使用感

2-1 描き味

プリンストンは「固い床に紙を直接置いてボールペンで描いている感じ」です。結構すべります。
すべる場合は、読み取り面の上に紙を一枚敷くと大分改善されます。

ワコムは「ノートにシャープペンシルで描いている感じ」です。芯の太さは違いますが。
読み取り面の性能なのか、ペンの性能なのか、描き味がかなり柔らかく描きやすいです。

 

2-2 筆圧レベル

ワコムは1024レベル、プリンストンは2048レベルと2倍の差があります。
でも、正直素人には違いがわかりません。

試しにプリンストンの方を1024レベルに設定して使ってみましたが、まあ違うっちゃ違うんですが、他の設定をいじればその差異もわからなくなりました。
2048レベルは少なくともイラストを趣味としているような人でなければ必要ないですね。

 

2-3 読み取り範囲

読み取り面の大きさはモニタの大きさに合わせるべし!とワコムさんが言っていました。
中村はプリンストンから入ったせいで、小さいペンタブを使ったことがありません。
ただ、どうやら大きけりゃいいってワケでもないということは、なんとなくわかりました。

プリンストンの方が読み取り面が広いですが、拡大して描くので、結局読み取り面の一部分しか使わないんですよね。
読み取り面の広さよりも、描き味の方がずっと重要だと思います。
購入を検討されている方は、大型量販店等で、実際に描いてみるといいです。
もしかしたら、CTL-480のようなハガキくらいの読み取り面でも事足りるかもしれません。

 

2-4 その他

・充電式 or 電池レス:どっちでもいいです。充電式でも特にストレスはありませんでした。

・マクロキー:プリンストンは8つ付いてますが、位置的に、ペンを置いたときに誤って触れてしまいがちでしたね。

・タッチ入力機能:使いません!

・持ち運び:プリンストンの方が軽い気がしていたんですが、重量はほぼ同じ。プリンストンの方が「板感」があったせいですかね。ワコムの方が家電的なデザインなので、重そうに見えます。ただ、いずれにせよ500gは鞄に入れると意外と重いです。

・USBケーブル:プリンストンの方が長いです。ワコムは1mしかないので、PCが遠いと届きません。私もUSBハブを使ってギリギリな状態です。ただ、ワコムは取り外しが可能なので、長いケーブルに変えることもできます。プリンストンは取り外し不可なので、ケーブルの断線でも本体買い替えになっちゃいますね。

 

3. 初心者はどちらを買うべきか?

初心者には迷わずワコムをオススメします。
プリンストンがどうこうではなく、ワコムvs他社で考えても、断然ワコムでしょうね。描きやすさが全然違います。シェアNo.1は伊達じゃないです。
ワコムCTL-480とCTH-680のどちらか?となると、また迷いますけどね。
人によっては入力エリアが狭い方が描きやすいかもしれないですし。
その辺は家電量販店で実際に触ってみればいいんじゃないでしょうか。

 

まとめ

いかがでしょうか?
ワコムのステマみたいな記事になりましたが、プリンストンがダメというわけではありません。
あの価格であのスペックはなかなかすごいと思います。描き味の改善とUSBケーブルの取り外しが実現されれば、十分ワコムに対抗できると思います。
PTB-STRP1は製造終了しちゃいましたが、プリンストン先生の次回作に期待しましょう!

あと、表面上のスペックに惑わされないことの大切さを改めて実感しました。
スマホとかでよくありますよね。仕様上はハイスペックなのに、使ってみたら超モッサリってこと。
やっぱ実際に触れてみないとわからないですよね、機械も人も。(ドヤァ)

ずごく上手いことまとめた(つもり)ので、これで終わります!
中村でした!

2015年7月2日

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