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初心者でも登れる絶景の山、樽前山に行こう!

初心者でも登れる絶景の山、樽前山に行こう! ブログ

苫小牧市の西、支笏湖近くにある樽前山。
標高は1,041m。7合目まで車で行くことができ、登山道も険しくはありません。
山頂には巨大な溶岩ドームがあり、まるで違う星に来たかのような絶景を見ることができます。

▼7合目駐車場はここ

 
駐車場はあまり広くないので、行楽シーズンは早めに行くことをおすすめします。
(日曜の午前11時頃に行ったら20分ほど待ちました)
また、トイレは駐車場が最後なので、気を付けましょう。
トイレには水道もないので、ウェットティッシュ等があると便利です。

登山道

しばらくは木々が生い茂る階段の道が続きます。
そして10分ほど進むと見晴台に到着します。

樽前山見晴台

見晴台からは支笏湖を望むことができます。
この辺りまでは軽装でも来ることができます。
(ヒールやサンダルはダメですが)

見晴台から15分ほど進むと、森林限界点に到達。
一気に視界が開けます。

樽前山森林限界点

外輪山を歩く人の姿も。

それにしても人が多い。
朝から来て昼前に下山する人の方が多いのでしょうか。

風不死岳

お隣の風不死岳(ふっぷしだけ)がすぐ近くに見えます。

森林限界点からさらに10分ほどで、階段が終わります。
その後は比較的緩やかな登り坂が続きます。

このあたりまで来ると、かなり遠くまで見渡すことができます。

支笏湖温泉。

原野の先に見えるのは千歳の街。

こちらは苫小牧。

そしてようやく登山道も終わりが見えてきました。

 

山頂付近

登山開始から約1時間。
外輪山取付に到着。
写真を撮りながらだったので、ただ登るだけなら1時間もかからないでしょう。

樽前山外輪山取付

外輪山取付のパノラマ写真。
中央に見えるのが溶岩ドーム。
そのすぐ左が西山(993.9m)、写真の右端が徒歩で行ける最高地点の東山(1,022m)です。
山の最高地点は溶岩ドームの頂上なので行くことができません。

噴煙。その向こうには巨大な断層も見えます。

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東山の頂上。この日は風がすごかった。

山頂付近から望む外輪山取付方面

山頂付近から望む932m峰。

東山パノラマ。
風が強すぎてパノラマを撮るのが大変でした。

 

溶岩ドーム

樽前山といえば溶岩ドーム。
実際に目の当たりにすると、その巨大さに驚きます。

この景色、どこかで見たことがあると思ったら、
探査機から送られてくる火星の大地の様子にそっくりでした。

▼色を変えたらほぼ火星。

何かが流れ出たような巨大な痕跡。

随所から白煙が昇っています。

 

樽前山の自然

溶岩ドームのようなダイナミックな自然もいいですが、細かい自然も面白いです。

森林限界を過ぎた後も、いろいろな植物が生えています。
(残念ながら植物には詳しくないので、何の植物なのかはわかりませんが・・・)

虫もいます。上の写真は山頂付近にいたカメムシ。
どうでもいい話ですが、私はパクチーが苦手です。
カメムシのニオイとしか考えられない。
カメムシのニオイが嫌いでパクチーが好きな人っているんでしょうか?

山頂付近にいたリラックマ。
岩の隙間で団子を食べていました。
いろんな生き物がいますね。

石もいろいろあります。
上の写真は軽石。火山なので軽石がたくさん。

こちらは流紋岩?
中学の理科で習いましたが、もう覚えていません。

このひび割れた石(岩)はパン皮状溶岩。
中がアツアツの状態で表面が冷えるとこのように割れるそうです。
餅やフランスパンのひび割れと同じ原理だとか。

こちらは大きい火山弾。
こんなのが飛んで来るんですね。

火山により形成されたと思われる地形。火砕流でしょうか?
細かい自然を紹介していたつもりが、いつの間にかダイナミックな感じになってしまいました。

 

終わりに

ゆっくり登っても1時間程度なので、初心者でも安心です。
途中まで階段がちょっと大変ですが、登山としてはぜんぜん険しくないと思います。
ただ、軽装では登らない方がいいです。
道は火山灰質でとても滑りやすいし、山頂付近は風がものすごく強いです。

私が登ったときも、山頂付近は会話も難しいほどの強風でした。
そんな中でも軽装で「こんちはー」って普通にあいさつしてくる人もいたり。こちらは飛ばされそうなのを必死に耐えているのに。
なんなの?その人の周りだけ風が吹いていないの?山の精なの?って本気で思いました。
あと、イオンに買い物に来ました!みたいな服装のカップルがいたり。いろいろすごい。

何にせよ、山頂付近は絶景なので、別世界っぽい雰囲気を味わいたい人はぜひ登ってみてください。

以上、中村でした。

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