そらち炭鉱の記憶アートプロジェクト2016に行ってきました。

そらち炭鉱の記憶アートプロジェクト2016に行ってきました。

廃墟×アートとしてお馴染みの「そらち炭鉱の記憶アートプロジェクト」が今年も開催されました。
2016年は、三笠市の旧住友奔別炭鉱がメイン会場。
その他、旧国鉄唐松駅と旧国鉄三笠駅跨線橋(クロフォード公園内)でも展示が行われています。

 

1. メイン会場(旧奔別炭鉱)

 
メイン会場は高さ約51mの旧奔別炭鉱立坑櫓が目印。
遠くからでもかなり目立ちます。

訪問日はあいにくの雨。寒くて暗い日でした。
受付を済ませ展示会場となっている石炭積み出しホッパーへ行くと、早速作品が出迎えてくれます。

 
「炭鉱マンとクマ」

人が去り、自然が回復し、動物たちの世界となる。
そういった見えない気配を表した作品。

遠くから見ると、ちょっとびっくりします。

 
「時の色」

枠の中の黒い部分がカラーフィルムになっていて、それを通して景色を見る作品。
どんな景色になるのかはぜひ現地で。

 
「流々-ruru-」

ホッパー内で石炭が落ちてくる様子を、石炭の歴史とともに表した作品。

 
「勤勉」

勤勉に働いてきた人々を蜂に喩えた作品。

雨に濡れています。

 
「モス地蔵・鎮魂」

そらち炭鉱の記憶アートプロジェクトではお馴染みの作品。

 
「石炭積み込みサウンドインスタレーション」

石炭の積み込み音を表現しています。回しましょう。

この他、ARアプリを使用した作品もありました。

 

2. 旧唐松駅会場

 
昭和4年(1929年)開業、昭和62年(1987年)に幌内線廃線とともに廃止された唐松(とうまつ)駅。
こちらの会場では、唐松駅や地域の人々の写真が展示されています。

 
唐松駅自体もレトロで良い感じです。

 

3. 旧国鉄三笠駅会場

 
クロフォード公園内にある旧国鉄三笠駅跨線橋では、過去の作品の写真が展示されています。

 

おわりに

そらち炭鉱の記憶アートプロジェクト2016は10月31日までの土日祝に開催されています。
例年に比べ作品数は少ないですが、普段入れないところに入れるというだけでも貴重なので、興味のある方はぜひ行ってみてください。

以上、中村でした。

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