こんにちは、中村です。
前回に引き続き、アートの話題。
今回ご紹介するのは、そらち炭鉱の記憶アートプロジェクト。
廃墟×アートとしてすっかり定番になった同プロジェクト。
公式サイトによると、どうやら2004年の赤平炭鉱が最初のようですね。
その後、2009年の幌内布引アートプロジェクトを経て、2011年以降は、夕張の清水沢と三笠の奔別を舞台に、毎年行われています。
そして2015年。
今年の舞台は夕張石炭の歴史村。
テーマは「堆積した歴史の層を剥ぐ」。
石炭の歴史村といえば、小中学生のときに学校行事で訪れた方も多いのではないでしょうか。
中村も中学時代に宿泊研修で行ったことがあります。
なんか、ロボット博物館みたいなのがあったような・・・。
しかし、そんな人気テーマパークも2006年に閉鎖。
一応2007年には再開したものの、現在営業しているのは石炭博物館のみ。
施設のほとんどは解体されてしまいました。
今回のアートプロジェクトは、そんなテーマパークの残骸が舞台となっています。
「堆積した歴史の層を剥ぐ」というテーマのとおり、時間の流れのようなものを強く感じることのできる内容です。
会場が広い&作品数が多いので一部しかご紹介できませんが、ご覧ください。
作品紹介
その他
「やあ! 今日は楽しんでもらえたかな?」って言いそうなトンボ
まとめ
いかがでしょうか?
屋外アートの面白いところは、時間による変化を感じる点です。
太陽の位置や天候の変化により、作品はその表情を刻々と変えます。
その面白さは画面上では決してお伝えできないので、やはり直に見て感じて欲しいですね。
そらち炭鉱の記憶アートプロジェクト2015は10月25日までの土日祝に開催されています。
ぜひ訪れてみてください。
▼詳細はこちら
そらち炭鉱の記憶アートプロジェクト2015(公式サイト)
次回は、「夕張石炭の歴史村と廃墟の遊園地」をお送りいたします。
以上、中村でした!
2015年9月24日
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