2016年に廃止された留萌線の増毛-留萌間。
廃止後、線路や駅は少しずつ撤去が進められているようです。
すべて撤去するのかはわかりませんが、もしかしたら、見られなくなる日も近いのかもしれません。
廃止前の様子はこちら▼
1. 増毛駅
駅舎は現在、売店として利用されています。
駅周辺は人も多く、新たな観光拠点となっているようでした。
駅周辺や駐車場は多くの人で賑わっていたのに、なぜかホームはひっそり。
列車が通らないので、レールは錆つき、ところどころ草に覆われていました。
2. 箸別駅
箸別駅は駅へ続く道が私有地のため、現在は立入禁止。
上の写真は2016年に撮影したものです。
すぐ近くにかかる橋にも柵が設けられ、立ち入ることはできません。
3. 朱文別駅
朱文別駅では踏切が撤去され、線路は道路の手前で切断されていました。
板張りのホームもすでになく、駅舎だけが残っていました。
3. 舎熊駅
駅舎は健在。状態も良いです。
周辺には立入禁止の看板も柵もなし。
まだ近くで見学することができます。
マムシに注意の貼り紙があったので、そこだけ注意。
駅舎だけ見るとまだまだ現役のようですが、草の中に消える線路を見ると、もう使われていないことがわかります。
4. 信砂駅
駅舎は辛うじてありましたが、ホームはすでに撤去されていました。
撤去作業が進んでいるようだったので、もしかしたらもう見ることはできないかもしれません。
5. 阿分駅
阿分駅も駅舎は残っているものの、ホームは撤去済み。
ここでもやはり線路が草で覆われていました。
6. 礼受駅
サビサビですが、これは現役のころから。
ホームには柵が設置され、線路内には立ち入りできません。
ここにもマムシに注意の貼り紙があったので、訪問の際は注意してください。
7. 瀬越駅
ホーム前のレールは一部撤去済み。
周辺は柵で囲われているので入ることはできません。
海水浴場が近いので、人通りはそれなりにありました。
8. 留萌駅周辺
留萌駅近くの鉄橋です。
右が旧留萠鉄道臨港線、左が留萌線・留萌-増毛間の鉄橋。
奥では工事が行われていました。
レールを撤去しているのかもしれません。
留萌駅。
線路はまだつながっていますが、列車が来ることはありません。
おわりに
当面の保存が決まっているのは増毛駅のみ。
他は一部で撤去作業が進められており、いつなくなってもおかしくない状況です。
気になる方は早めに行った方が良いかもしれません。