三笠市にあるクロフォード公園は、旧三笠駅跡に作られた鉄道の公園です。
園内には、再現された旧幌内太駅(旧三笠駅の前の駅舎)や鉄道車両、イベントスペースなどがあります。
周辺には、旧幌内炭鉱変電所や三笠鉄道記念館、ミカサ・モダンアートミュージアムなどがあります。
三笠駅(幌内太駅)は、北海道最初の鉄道である手宮-幌内間の駅として、1882年(明治15年)11月13日に開業。
1987年(昭和62年)に廃止となりました。
クロフォード公園に建っているのは、1990年(平成2年)に再現されたもの。
旧三笠駅の前の駅舎である旧幌内太駅をイメージして建てられたそうです。
(あくまでイメージなので、正確には復元でも再現でもありません)
ちなみに、最初の駅名である「幌内太(ほろないぶと)」は、アイヌ語のポロ=ナイ=プト(大きな川の入り口)に由来するそうです。
ホームや跨線橋は三笠駅時代のものが保存されています。
カントリーチックな色合いがかわいいです。
跨線橋にはスズメが巣を作っているようで、親スズメがしきりに食べ物を運んでいました。
見張りのスズメ。
懐かしい感じの椅子がありました。
ホームや跨線橋には、駅の雰囲気がまだ残っています。
鉄道車両もいくつか展示されています。
乗ることはできません。
公園内には、多目的ステージや広い原っぱもあります。
原っぱには、シロツメクサ的な花がたくさん咲いていました。
イベントとしてスペースを利用するには許可が必要です。
利用したい方は、三笠市にお問い合わせください。
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