2020年に開通120周年を迎えた富良野線の駅を紹介します。
第1回は学田駅~ラベンダー畑駅。
駅から見える十勝岳や夏秋限定のラベンダー畑駅などが見所です。
富良野駅はこちらで紹介しています。
北海道の無人駅を紹介するシリーズ。根室線の滝川ー富良野間第3回です。ボロボロの跨線橋が素敵な上芦別駅や人のいない夜の富良野駅などが見所です。
学田駅
1958年(昭和33年)開業。割と新しい駅。
変わった駅名ですが、Wikipediaによると
1896年(明治29年)ごろ付近一帯が札幌農学校の演習田畑となっていたことに由来する。
とのことです。学校の田畑だから学田。
板張りのホーム。
奥に見えているのはたぶん芦別岳。
ホームからは富良野岳や十勝岳も見えます。
遠くに見える噴煙が十勝岳ですね。
駅舎内。
右手には「PUI PUIモルカー」みたいな車が描かれたポスターが貼られていました。
鹿討駅
1958年(昭和33年)開業。
エゾシカを獲ってそう駅名ですが、由来は人名。
明治時代以降、当地は札幌農学校の直轄地となっていたが、1897年(明治30年)に講師であった鹿討(ししうち)豊太郎に払下げられ、「鹿討農場」が開設されたことに由来する。
Wikipediaより引用
学田駅と景色があまり変わらないですが…
周囲は水田。
駅舎内。
富良野線120周年のポスターが貼ってあります。
鹿討駅のシンボルである塔の内部。
駅の裏側から。
向こうに十勝岳が見えます。
中富良野駅
1900年(明治33年)開業。
富良野線開通時からある駅です。
1989年(平成元年)改築、2007年(平成19年)無人化。
周辺住民だけでなく観光客の利用も多いようで、無人駅なのに賑やかな感じでした。
駅舎内。
掲示物だけでも賑やかさを感じます。
駅ベンチ。
人のいない瞬間を狙って撮っていますが、観光案内所も併設されているため、利用者が結構いました。
ホームです。
きれいで明るい雰囲気。
歩道橋が見えますが、反対側のホームへ行くためのものではありません。
向かいのホームへは直接線路を渡ります。
反対側。
駅の横にはいい感じの倉庫が。
ただ、無断で入る人が多いらしく、注意書きがたくさんありました。
ラベンダー畑駅
夏秋限定の観光用臨時駅。
1999年(平成11年)開業。
全体的に仮設感が漂っています。
ロケーションはとてもいい。
仮設っぽさに夏を感じます。
すぐ近くの橋を観光列車が走っていました。
ラベンダー畑駅から歩いて数分のところにあるファーム富田。
中富良野でも人気のスポットです。
一面の花畑。
緑もいい感じでした。
富良野線・西中駅~美瑛駅はこちらから
2020年に開通120周年を迎えた富良野線の駅を紹介するシリーズ。第2回は西中駅~美瑛駅を紹介します。(一部有人駅あり)この区間は景色がとてもきれいで、駅以外にも見所がたくさんあります。