2020年に開通120周年を迎えた富良野線の駅を紹介するシリーズ。
最終回は西瑞穂駅~神楽岡駅を紹介します。
今回はほぼ住宅街の駅なので簡単な紹介になります。
2020年に開通120周年を迎えた富良野線の駅を紹介するシリーズ。第3回は北美瑛駅~西神楽駅を紹介します。北海道らしい景色が広がる区間を抜け、ここからは市街地に入っていきます。
西瑞穂駅
1958年(昭和33年)開業。
1992年(平成4年)無人化。
かつては簡易委託駅だったようですね。
駅舎はプレハブで簡素な作り。
周囲に住宅はありますが、利用者は平日平均18人ほどと、あまり多くはありません。
板張りのホーム。
見えている山は方角的に十勝岳か富良野岳だと思います。
住宅もありますが、まだ田んぼの方が多いですね。
西御料駅
1958年(昭和33年)開業。
1992年(平成4年)無人化。
西瑞穂駅と同様に以前は簡易委託駅でした。
「御料」の地名の通り、昔このあたりは御料地(皇室財産)だったようです。
ホーム。
住宅地で利用者が多いため、駅もきれいです。
駅舎内は利用客がいたので撮っていません。
駅名標は退色していました。
緑が丘駅
1996年(平成8年)開業。
今まで見た無人駅で一番新しいかもしれません。
周囲には旭川医大をはじめ、学校や病院が多数あります。
駅舎内。
とてもきれいです。
ホームもきれいですね。
緑が丘駅は地元住民の希望により作られた請願駅とのこと。
ミラーはちょっとサビサビでした。
個人的には古くてボロい無人駅が好きなので、こういうのを見ると少しテンションが上ります。
神楽岡駅
1958年(昭和33年)開業。
具体的な時期はわかりませんが、簡易委託駅だったものが無人化されたようです。
利用者がそれなりにいるためか、駅舎は割と大きめ。
内部も広いです。
この次は旭川駅ということで、富良野線の無人駅の紹介はここで終わりです。
おわりに
富良野駅を出発し、十勝岳の見える田園風景や北海道らしさを感じる美瑛の景色を通り、旭川の住宅地に入る。
短い路線ですが、どんどん景色が変化してゆく面白い区間でした。
旭川からは北に宗谷本線、西に函館本線、東に石北本線がそれぞれ伸びています。
石北本線はまだ行ったことがない(乗ったことはある)ので、来年にでも行ってみたいなと思います。