石勝線の滝ノ上駅と川端駅を紹介しています。
滝ノ上駅周辺は山なので秋は紅葉がきれいです。
川端駅には謎のオブジェと廃列車がありました。
滝ノ上駅
滝ノ上駅は1897年(明治30年)、北海道炭礦鉄道の駅として開業。
1981年(昭和56年)に無人化。
すぐ近くには「滝の上銘産センター」や景勝地として人気の「滝の上公園」があります。
住所は夕張市ですが、夕張駅からは24kmとかなり遠いです。
駅舎の内部。
10月の半ばに訪れましたが、駅舎内に巨大でモフモフした蛾がたくさんいました。
とりあえず拾った木の枝を駆使して全員ご退室いただきました(笑)
駅舎内から見るホーム。
左右にはそれぞれ石勝線ではお馴染みのスノーシェルターが設置されています。
跨線橋を上ります。
滑り止め用の砂箱。
跨線橋の上から。
トンネルがあるのにその上に山がないので、なんとなく合成っぽく見えてしまいます。
反対側のスノーシェルター。
反対側のホームから。
川端駅
開業は1894年(明治27年)。
無人化は滝ノ上駅と同じ1981年。
内部もほぼ同じです。
利用者数の違いなのか、椅子はちょっと少ないですね。
ここにもシェルター。
シェルター内の線路がウネウネしてますが、何か理由があるのでしょうか。
特急スーパーおおぞらが来ました。
ちょっとだけ虫の幼虫に似てる。
跨線橋の階段。
滝ノ上駅よりもサビサビです。
そういえば、滝ノ上駅には蛾がたくさんいましたが、川端駅には1匹もいませんでした。
かわりにカゲロウ的な虫がたくさんいました。
そんなに離れていないのに、どういう違いなんだろう。
さて、川端駅に行くと目につくのが、上の写真の右側にある建物。
跨線橋から階段が直接のびています。
「受付」と書いてありますが、人の気配はなし。
あたりもだいぶ荒れた様子。
全体はこんな感じ。
パークゴルフの跡のようです。
廃列車を利用した施設でしたが、今では文字通りただの廃列車と化しています。
パークゴルフのコースは草を刈ればプレーできそうでした(笑)
駅舎の横にあった謎のオブジェ。
たぶん川端ダムですね。
もともとは水が張ってあったようですが、今は枯渇しています。
おわりに
道外はわかりませんが、道内の駅舎は路線ごとに特徴がありますよね。
石勝線の夕張付近はこの形が多い印象。雪に強い形なんでしょうか。
訪れた際には、シェルターや駅舎の形などの”地域の特徴”にも、ぜひ注目してみてください。