こんにちは、中村です。
今回はSEOのお話。
SEOって難しいですよね。
以前は力業でいろいろできましたが、最近は検索エンジンの進化で本当に難しくなりました。
現在、SEOの基本は“コンテンツ”です。
良質なコンテンツを提供することこそ、一番のSEOであると言われています。
とはいえ、やはりどんなに良いコンテンツを作っても、人目に触れる機会がなければ評価もされないですよね。
今回は作成したページの評価を“0”から“1”に、そして“1”を“10”くらいまで上げてくれるサービスを紹介します。
簡単な解説付きです。ご覧ください。
作成編
1.Googleトレンド
http://www.google.co.jp/trends/
まずはこれ。使い方は大まかに2つあります。
・急上昇ワードを調べる
今、何が話題かひと目でわかります。
たとえば当記事作成日の前日、2015年4月5日なら・・・
アニメ「血界戦線」が最も検索されたようです。
ホットな話題をお届けしたいときに役立つサービスですね。
・キーワード選定に活用する
記事を作成する際、キーワードについて、漢字にするべきか平仮名にするべきか片仮名にするべきか・・・等、悩むことありますよね。
そんなときにはこれ。
たとえば「猫」について書きたい場合・・・
タイトルや記事中で使用するキーワードは漢字で「猫」にするのがベストだとわかります。
また、推移の予測も表示可能なので、今後の戦略にも役立てることができます。
2. Yahoo!検索データ
http://searchranking.yahoo.co.jp/
Googleトレンドよりも“急上昇ワード”に強いです。
なにが検索されているのか、ツイッターでは何がつぶやかれているのか、“今”の状況を知ることができます。
ホットな情報をいち早く記事にしたいときに大活躍です。
また、デイリー・ウィークリー・マンスリーランキングもあるので、使い勝手がいいです。
この記事を作成している2015年4月6日11時25分現在なら・・・
ツイッターでは東京駅の記念Suicaの話題がホットなようです。
3. ついっぷるトレンド
Twitter特化型です。前に2つ同様にトレンドやキーワードの分析に役立ちます。
SEOにおいてもツイッターは重要なツールなので、押さえておいて損はないでしょう。
ちなみに、Twitterとツイッター、Googleトレンドによると「Twitter」の方が優勢らしいですよ!
4. goodkeyword
記事やページを作成するにあたり、その内容についてどんな需要があるのかを調べることができます。
たとえば、キーワード「猫」で調べてみましょう。
すると・・・
「猫 里親」「猫 種類」「猫 画像」などのキーワードが人気であることがわかります。
そこで「猫 種類」で絞り込むと・・・
「猫 種類 おとなしい」「猫 種類 飼いやすい」などが人気であることがわかりました。
つまり、「飼いやすい猫の品種」について記事にまとめると、読んでもらえる可能性が高くなるということです。
さらに踏み込んで「猫 種類 飼いやすい 人気 長毛 ランキング」とかにするとより効果的です。
タイトルにもこれらのキーワードを上手く組み込むといいでしょう。
この場合はストレートに「飼いやすい猫の種類人気ランキング―長毛編」みたいな感じですかね。
このように、より読んでもらえるようにタイトルや内容を工夫することができます。
今回の記事のタイトルも、この方式で決めました。
ぜひ活用してみてください。
5. 文字カウント
http://www1.odn.ne.jp/megukuma/count.htm
はい、文字数をカウントするだけのサービスです。
でも、これ実はとっても重要。
検索結果に表示される文字数には限りがあります。
Googleなら全角28~30文字。それ以上は省略されてしまいます。
字数内に収まっていて、かつ魅力的なタイトルをつけることができればクリック率は当然上がりますよね。
逆にどんなに魅力的なタイトルでも、省略されてしまうと効果半減です。
文字数をカウントするだけですが、なかなかお手軽なのでオススメです。
6. 文体診断ロゴーン
文体を診断してくれる面白いサービス。
自分の文体がどの文筆家に似ているのかを診断してくれます。
さらに、文章の読みやすさも判定してくれます。機械的診断なので100%正しいわけではないですが、結構参考になります。
特に文章初心者は、これを参考にするだけでも、かなり読みやすい文章を書くことができるようになると思います。
文章の読みやすさはSEOの基本。ぜひお試しあれ。
ちなみに“文体が誰似なのか”については、当たってるんだか当たっていないんだかよくわらないです(笑)
運用編
1. Googleアナリティクス
http://www.google.com/intl/ja_jp/analytics/
アクセス解析の定番ですね。
どのくらいのアクセスがあるのか、ユーザー数はどのくらいか、どのページが人気なのか、どこからアクセスがあるのか、滞在時間はどれくらいか、直帰率は・・・等々、ものすごく細かいことまで調べることができます。ただ、多機能な分、使いこなすのもなかなか難しいです。
最初は1日にどのくらいアクセスがあって、どのページが人気なのかを知るところから始めるのがいいと思います。
どのページが人気なのかがわかると、その後の記事作成に活かすことができますし。
ただ、自分や社内のアクセスもカウントしてしまうので、そこだけ注意が必要です。
すごいアクセスが伸びてる!って思ったら、レイアウト確認の為に自分がリロードしてただけだったとかね、よくあります。
Chromeをお使いなら、「Google Analytics オプトアウト アドオン」を使うのが簡単です。
アナリティクスについてはここで解説できるほどお手軽ではないので、詳細は省略します。
2. Googleウェブマスターツール
https://www.google.co.jp/webmasters/
こちらも定番。
サイトを立ち上げてしばらくは、新しい記事やページを公開しても、なかなかインデックスされません。
そこで、ウェブマスターツールの「Fetch as Google」からインデックスしてくれるようお願いしたり、サイトマップを送信したりします。
また、どんなワードで検索されているのか、何回検索結果に表示されたか、クリック率はどのくらいかなど、さまざまなデータを見ることができます。
アナリティクスは「店に入ってきたお客さん」、ウェブマスターツールは「店の前で看板やメニューを眺めているお客さん」みたいな感覚ですかね。
こちらもなかなか奥が深いので、詳しい解説は省略します。
3. SEOチェキ!
http://seocheki.net/
検索エンジンからの評価、インデックス数、被リンク数、検索順位等、さまざまな情報を得ることができます。
たとえば、1週間前に書いたこの記事の順位を調べると・・・
「真の運動音痴が教える!逆上がりを成功させるためのコツと方法」
「逆上がり コツ」・・・21位
「逆上がり 運動音痴」・・・3位
「逆上がり 運動音痴 コツ」・・・1位
という結果(Yahoo!)。Googleはエラー(おそらく向こうのサーバーの問題)が出て取得できませんでしたが、基本的にはYahoo!と変わらないです。
現状を分析するのに非常に役立ちます。
4. Moz Open Site Explorer
https://moz.com/researchtools/ose
最後は海外のサービス。
入力したURLの被リンク情報を取得できます。
たとえば、競合他社のURLを入力すると・・・
被リンクがどのくらいあって、どこからリンクされているのかが丸わかり!
この結果を分析すると、どうやって被リンクを得ているのか、さらにはどこのサイトや企業と繋がりがあるのか、そんなことまで曝されてしまうのです!
使い方によっては強力な武器になりますね~。場合によってはSEOどころじゃないかも。
まとめ
いかがでしょう。
今回は初心者から活用すべき10のサービスをご紹介しました。
Google系はそれだけで記事がいくつも書けちゃうくらい複雑なので今回は解説を省略しました。機会があればご紹介したいと思います。
しかし、SEOの基本はコンテンツです。いくら小手先で頑張っても、元が良くなければ評価されません。
まずはユーザーに喜んでもらえるようなコンテンツ作りに励みたいですね。
以上、中村でした。
2015年4月6日