昭和の漫画風擬音エフェクトを作るチュートリアル。固そう・重そうなイメージです。
某F先生の漫画でよく見かけるような気がします。
やわらかいフォントにも意外と合うかも。
1. テキストを用意する
使用フォント:Gavadon Ultra-KT
文字色:#666666
最終的に黒になりますが、最初から黒にすると加工できません。
黒以外ならたぶん何でもいいと思います。
また、サイズが小さいときれいにできないので、大きなサイズで作業してください。
今回はフォントサイズ320ptで作成しました。
2. 岩っぽさを作る
2-1 フィルター > ノイズ > ノイズを加える
2-2 フィルター > ピクセレート > 水晶
2-3 フィルター > 表現手法 > 輪郭検出
2-4 イメージ > 色調補正 > 2階調化
2-5 イメージ > 色調補正 > 階調の反転
3. 輪郭線の調整
レイヤースタイルを開いてアウトラインの調整を行います。
ここはお好みで調整してください。
外側(黒)の調整後、「+」で境界線を追加し、内側(白)を調整します。
4. アナログ感の追加
レイヤーを複製し、上になっているレイヤーを選択。
4-1 フィルター > ノイズ > ダスト&スクラッチ
レイヤーの描画モードを「比較(明))」に設定し、下のレイヤーと結合。
4-2 フィルター > ピクセレート > 面を刻む
おわりに
アナログ感の追加で使用した「ダスト&スクラッチ」は写真のゴミやキズを除去するフィルター、「面を刻む」は写真に手書きっぽい効果を与えるフィルターです。
「面を刻む」に関しては、やってもやらなくてもパッと見は違いがわからないかもしれません。
よく見ると、ひび割れの線の幅が若干変わっている箇所があります。
細けぇことはいいんだよ!って方は別にやらなくてもいいと思います。
以上、中村でした。
▼良かったら他の記事もどうぞ
Photoshop&Illustratorデザインチュートリアル記事まとめました