【北海道無人駅】宗谷本線その1 抜海駅~徳満駅

【北海道無人駅】宗谷本線その1・抜海駅~徳満駅

北海道の無人駅をめぐるシリーズ。
今回は日本最北の路線。宗谷本線の駅を6回に分けて紹介します。
1回目は抜海駅~徳満駅です。

基本的には無人駅のみの紹介ですが、宗谷線といえばやはりこちらを紹介しないわけにはいきません。今回は有人駅・稚内駅からスタート。

 

日本最北の駅・稚内駅

稚内駅

駅好きでも駅好きじゃなくても訪れておきたいのが稚内駅。
日本に9000以上ある駅で最も北に位置します。

稚内駅の歴史は少々複雑で…
開業は1928年(昭和3年)、そのときの駅名は「稚内港駅」で、駅舎も港側にありました。
しかし、当時すでに稚内駅は存在しており(1922年開業)、その駅は現在南稚内駅になっております。
1938年(昭和13年)に稚内港駅の駅舎が市街寄りに移転、さらに北側の防波堤ドームのあたりに「稚内桟橋駅」が開業し、最北の座を明け渡します。
1939年(昭和14年)に「稚内港駅」が「稚内駅」に、「稚内駅」が「南稚内駅」に改称。
1945年(昭和20年)、稚内桟橋駅が廃止となり、再び最北駅の座へ。
1965年(昭和40年)、三代目駅舎開業。
2011年(平成23年)、四代目駅舎が開業し今に至ります。

 
稚内駅

最北駅のモニュメント。
三代目駅舎のときにはここまで線路が延びていました。

 
日本最北端の線路

ここが本当の最北端。
これより先に駅も線路もありません。

さて、ここから旭川へ向かいます。
残念ながら一部訪問できなかった駅もありますので、ご了承ください。

 

抜海駅

宗谷線・抜海駅

1924年(大正13年)開業の抜海駅。
日本最北の木造駅舎です。
この駅舎、開業当時のものを修繕して使用しているそうです。
築100年近いということですね。
しかし、残念なことに抜海駅は廃止リスト入りしてしまいました。

 
宗谷線・抜海駅

駅舎内部です。
修繕されているので開業当時の姿ではありませんが、やはり古さを感じますね。

 
宗谷線・抜海駅

駅ベンチ。
無人駅を巡っていると高確率でベンチに座布団が敷いてあります。

 
宗谷線・抜海駅

赤い枠がかわいいですね。

 
宗谷線・抜海駅

かつて改札がおこなわれていたと思われる場所。
風除室のような構造になっています。

 
宗谷線・抜海駅

反対側から。
複数の写真をパノラマ合成しているので写真に歪みがありますが、古い建物なのでそもそも建物自体に歪みが発生している気がします。

宗谷線・抜海駅

壁にあったベタな落書き。

 
宗谷線・抜海駅

ホームに出ます。

 
宗谷線・抜海駅

 
宗谷線・抜海駅

周囲には民家もほとんどなく、秘境感がすごいです。

 
宗谷線・抜海駅

ホームから見るとさらに年季が入っていることが伝わってきます。
そしてやはり建物のあちこちが歪んでますね。

築100年近い日本最北の木造駅舎という最高の物件なだけに、廃止はとても残念です。

 

勇知駅

宗谷線・勇知駅

北海道には貨車を利用した駅舎がたくさんありますが、勇知駅はその中でも最北に位置します。
最北の駅舎、最北の木造駅舎ときて、最北の貨車駅舎。
北の果てを感じますね。

勇ましく賢い感じの駅名ですが、その由来はアイヌ語で、

アイヌ語の「イオッイ(イオチ)〔i-ot-i(i-otci)〕」〔それ(=蛇)・多くいる・ところ〕に由来する。
Wikipediaより

とのことです。

 
宗谷線・勇知駅

内部はこんな感じ。
一般的な貨車駅ですね。

 
宗谷線・勇知駅

宗谷線・勇知駅

ホームです。

 
宗谷線・勇知駅

駅舎の前には花がたくさん植えられていました。

 

兜沼駅

宗谷線・兜沼駅

兜の鍬形に似ている「兜沼」の畔にある兜沼駅。
兜沼は水鳥の飛来地として知られ、夏場はキャンプを楽しむこともできます。

 
宗谷線・兜沼駅

駅舎内。
こぢんまりとしていて良い感じですね。

 
宗谷線・兜沼駅

ホームに出ると向こうに兜沼が見えます。
兜の鍬形に似ているそうですが、個人的にはあまり似ているようには見えません笑

 

 
宗谷線・兜沼駅

シーズンオフ直前だったので誰もいません。
夏はもっと賑わっているのかもしれないですね。

 
兜沼郷土資料室

駅周辺を歩いていると何やら素敵な建物を発見。
この建物は1934(昭和9)年に建築された旧兜沼郵便局舎。
現在は兜沼郷土資料室となっています。
無料で見学可能で、ノスタルジックなアイテムが所狭しと展示されていました。
詳しくは豊富町観光協会のサイトをご覧ください。

 
兜沼駅周辺にはもう1か所観光スポットがあります。

 
言問の松

樹齢1200年の「言問の松」。
兜沼を挟んでちょうど駅の真西あたりにあります。

 
言問の松

本州では神社やお寺でよく古い巨木を見かけますが、北海道でこのレベルはなかなか珍しいです。
地域の歴史を尋ねるとなんでも教えてくれることから「言問の松」の名がついたそうです。

 

徳満駅

宗谷線・徳満駅

1926年(大正15年)に開業し、2000年まで当時の駅舎が残っていたそうです。
現在はプレハブ小屋のみ。
「徳満駅 駅舎」で検索すると当時の駅舎を見ることができます。

 
宗谷線・徳満駅

当時の駅舎が残っていないのは残念ですが、これはこれでかわいいですね。

 
宗谷線・徳満駅

宗谷線・徳満駅

ほぼ真っすぐに伸びる線路。
どちらの方向も途中でちょっとグニャッとしているところが面白いですね。

 
宮の台展望台

徳満駅の近くには、サロベツ原野を一望できる「宮ノ台展望台」があります。
景色が最高なので、ぜひこちらも訪れてみてください。

 
宗谷線を巡るシリーズ第2回は豊富駅から雄信内駅を巡ります。

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