Illustratorを使いテキストを金文字に加工するチュートリアルです。
カジュアル感と高級感のバランスが良いので、様々なシーンで使えます。
1. テキストを用意する
テキストを用意し、アウトライン化。
【オブジェクト】>【複合パス】より複合パスを作成。
オブジェクトを3つ複製。
計4つを別々に加工し、重ねていきます。
2. オブジェクト1(最背面)の加工
【塗り】にグラデーションを適用します。
種類【円形】、カラーは左【#fbfb7f】、右【#f2bd3f】
続いて【線】にグラデーションを適用します。
【線】の太さは1pxに、位置を外側に設定。
種類【線形】、角度【90度】
カラーは左から【#c49d33】【#e4ad17】【#a9790f】【#d7b031】【#f3e58f】【#bd8a08】
それぞれの位置は下図を参考に適当に設定してください。
これだけでもそれっぽく見えますね。
3. オブジェクト2の加工
オブジェクト1に重ねた状態で設定してもいいですが、ここではわかりやすくするため、重ねずに設定していきます。
【塗り】にグラデーションを適用。
種類【線形】、角度【90度】
カラーは左から【#f3bf3f】【#fbfd7f(不透明度:0)】【#ecb849】
4. オブジェクト3の加工
【塗り】にグラデーションを適用。
種類【線形】、角度【-90度】
カラーは左から【#eec04f】【#c79228】【#f2be40】【#f2bd3f】
※一番左はクリッピングマスクで消えるので何色でもいいです。
クリッピングマスクで上の方を消します。
残す方を長方形ツールで囲い、
5. オブジェクト4(最前面)の加工
【塗り】にグラデーションを適用。
種類【線形】、角度【92度】
カラーはすべて【#fbfd7f】、左右を【不透明度:0】に設定。
おわりに
金文字はちょっとの加減で品のない雰囲気になりやすいですが、こちらの加工はカジュアル感が強いので使い勝手が良さそうです。
今回は4つのオブジェクトを重ねることで表面の光沢感を表現しましたが、もっとスマートな方法があるような気がしないでもないですね。
オブジェクト1~4のどの段階で止めても割と良い感じなので、適宜使い分けれいただければと思います。